元力士、ビデオ出演に殴り込み

元相撲取りでゲイの金吾は、日頃からSMに興味があるが、さほどSM体験があるわけではない。
あるビデオメーカーのSMビデオを観ているとマゾっ気がうずきだして、
自分もビデオに出てみたいと思うようになり、そのメーカーに連絡を取る。

そのメーカーの社長は金吾の体に惚れ込み、一世一代のSMビデオを制作しようと決意し、撮影当日がやってくる。
金吾を主演にして、60分から80分くらいのビデオを撮ることになる。

ビデオのパート1では、孫の手による股間責めとか、ピストンマシーンによるバックの○辱がスタジオで撮影される。
そしてパート2は、スタジオではなく、場所を変えて撮影される。

もちろん、パート2ではSMの過酷さがスケールアップされる。どんな場所で撮影され、どんな責め苦が金吾の体に待ち受けているのか・・・。

撮影中の社長と金吾のやり取りや駆け引きもご堪能ください。

（ページ数）67ページ
（文字数） 21427文字

（読者へのメッセージ）
デジケットでの私のデビュー作『性の宴』では、文章書式が横長であったため、特にスマホで読まれた方には見づらくて、
ご迷惑をおかけしたかも知れません。
そこで今回は文庫本スタイルの縦長の書式にしましたので、スマホでも読みやすくなったと思います。
前回に懲りずに、今回の作品を読んでいただければ幸いです。

サークル：Arcadia 阿吽居士

両膝の故障で泣く泣く引退した元力士の金吾。その後、両国のちゃんこ料理店で修行を積んでいる彼はアパートの居間でSM物のゲイビデオを観ていたものの、その内容に不満が募るばかりで、ならばと思い立ちメーカーにアポを取っちゃいます。面接のため事務所へ訪れた金吾はさっそく社長改め親方の身体チェックを受けることになり、豊満な雄胸にむしゃぶりつかれたり、太いおもちゃで善がらされたり。いよいよ撮影日が決まり、種玉を容赦なく痛打されては身をよじらせ、ピストンマシーンで恥穴をほじくり返されては荒々しい呻き声を漏らしていくのをぜひ。