闇に溶けるものクーゲル隊編 1 | DiGiket.com Android Store

前作「闇に溶けるもの」からの続編になりますが、全く別個の話になりますので問題無く読めます。
人類銀河同盟時代、MCのパイロットになって1年余り。レドがクーゲル隊に配属されてからの話です。
レドがまだショタでチェインバーが過保護気味、クーゲル中佐も若いです。戦闘シーンもあります。ご注意ください。
ほかに番外編「マッピング」を収録しました。
（※クーゲルとレド以外のキャラは本編とは無関係です）

・「心の居場所」～「狂騒曲（前篇）」まで収録
ボルフ隊から厄介払いのように自分のクーゲル隊に転属してきたレド少尉。
まだ1年坊主なのに新人らしくない雰囲気にクーゲルは奇妙な違和感を覚えます。そして日が経つにつれ、レドが人を避けるようにほとんど姿を見せないと聞いてさらに疑念を持ちますが、そこに重大な理由があるとはまだ気づきません…。
一方のレドは、今までとまるで違うクーゲル隊のシステムと少年兵ばかり多い事に戸惑いながらも、充実した訓練プログラムに満足しますが、実は密かに不安を抱えているようで…。
やがてクーゲルは隊内部の様子が次第におかしくなっていくことに気づき、どういうことかと不思議に思い始めた頃、以前レドのいたボルフ隊からグレイブ中尉が転属してきたことで一気に事態が表面化。
だんだんと奇妙な騒動へと発展していくことに…。
そんな中でもレドは仲間たちとの交流の中で、少しづつ馴染みながら色々な事を学んで行きます。

・「おまけ(1)」
ちょっとしたおまけの番外編小話です。

・「マッピング」
ほのぼの番外編です。
レドがまだせっせと船内の探検ごっこ、一人「マッピング」遊びをしていた時にあった一つのエピソード。
表示ミスに気付かず、立ち入り禁止区画に入り込んでしまったレドは、そこで出会った青年下士官ヘルムに「口止め料」代わりにいいモノを見せてやると誘われ、生まれて初めて本物の生きた動物を眼にします。

A5判縦2段書（サンプルとは違います）本文78P＋イラスト2P＋パロディマンガ1P 約86,000字