コンピュータゲーム部、通称コゲ部に所属するゲーム好きの高校生プログラマ輝山工祐(きやまこうすけ)は、かつてはゲーム業界を目指していた。
だが、実際にゲームの制作現場で働く父から伝えられる現実を前に、夢を諦め、コゲ部から退くのだった。
その一年後、コゲ部の後輩たちから、部が直面している問題を解決するために戻ってきて欲しいと懇願される。
部員たちから聞くコゲ部の現状をコスティキャンのゲーム論文『I Have No Words & I Must Design』と照らし合わせていくうちに、輝山はゲームの本質に気がついていく……。